ExcelのグラフをEPSファイルにする方法



  1. Windows の Excel でグラフを作り、ページ設定で
    [eps-00]

  2. 印刷の向きを「縦」に設定
    [eps-01]

  3. 余白は EPS の原点が用紙の左下の 0,0 を原点とするため 上のみ 15
    [eps-02]

  4. グラフのサイズは「用紙サイズ」
    [eps-03]

  5. 印刷プレビューで用紙の下の方にあることを確認する
    [eps-04]

  6. Windows95,98マシンで (重要!) Apple LaserWriter Select 610 などの PS プリンタのドライバをファイル出力で使用する
    [eps-05]

  7. 「プロパティー」の「PostScript」で「簡易 PostScript (EPS)」を選ぶ (重要!)
    [eps-06]

  8. 「印刷」を押すとファイル名を聞いてくるので、保存するフォルダーに移動してから、annual98-fig1-c.eps などというファイル名を入力し「OK」で EPS ファイルができる
    [eps-07]

  9. 確認のため出来上がった EPS ファイルを Ghost View で見てみて、Excel の印刷プレビューと同じなら OK
    [eps-08]

  10. 出来上がった EPS ファイルは LaTeX2e の \includegraphics で自在なサイズに貼り込むことができる

    例) annual98.tex

    \documentclass[a4paper,10pt]{jarticle}
    \usepackage{graphicx}
    \pagestyle{plain}
    \begin{document}
    \begin{enumerate}
    \item EPS(グラフ)の張り付け
    \begin{figure}[htbp]
    \begin{center}
    \includegraphics[width=0.7\linewidth]{annual98-fig1-c.eps}
    \end{center}
    \end{figure}
    \end{enumerate}
    \end{document}

    これで、横幅の0.7倍の大きさでannual98-fig1-c.epsが中央に貼られる
    \includegraphics[width=5cm,height=3cm]{annual98-fig1-c.eps}
    等とすると強制的に縦3cm、横5cmの大きさに変形されて貼り付けられる